ビッグデータ、クラウドの時代には、多くのデータセンタも必要であり、大量のストレージが必要になる。ネットワークの進展により付加価値は端末側からインフラ側、そしてクラウド側に移る。メモリーが、端末側にあるか、インフラ側、クラウド側にあるかの、バランスは、メモリとネットワークの、コストと信頼性の比較優位で決まる。
メモリのコスト動向
メモリのコストでは、メモリの階層で、高速高価なSRAMから、やや、速度は落ちるが廉価になっていき、DRAM、また、外部記憶の不揮発としてのNANDフラッシュ、HDD、光ディスクと異なる。キャッシュメモリとメインメモリ、不揮発の外部記憶メモリを、役割も異なるので、同列には扱えないが、コストが安くなると、どんどん、下へ、浸食していく。
今後の再編で、メモリの階層化、ネットワークコスト、残されたマイクロン、サムスン、ハイニクス、そして、シーゲート、などがどう出るか考察してます。