27日17時45分~18時45分説明会、東CEO社長、常石副会長、河合COO、掘CFO、笹川IRなどフルメンバー。AMAT統合破談、下方修正と明るさが特徴のTELにしては暗い話題が続いていたが、今回から、会社ロゴ、プレゼン資料も一新、明るさが戻ってきた。
10分位で掘CFOから上期の要点、20分位河合COOが通期と中期の説明、質疑はかなり多かった。なお、以下の説明要旨には質疑で明らかになった点も入れている。
掘CFOの説明要旨
上期が過去最高、SPEのFSI社の暖簾減損44億円に係らずopm20%維持に加え、FPDが13%となったことが強調された。上期は売上2191億円OP438億円、NP307億円だが、OPは23億円上ブレ。増収はDRAM、NAND、CMOSセンサー、Opmはパーツ好調等による。
河合COOの説明要旨
受注は、1QのSPE1566億円、FPD118億円に対し、SPEが10%減、FPDが横ばいの計画だったが、2QはSPE1224億円、FPD125億円、と想定範囲。
中国では、3D-NANDが落ち、台湾ではファンドリが落ちた。3Qは全体は横ばいで、メモリが弱く、ロジックが回復との見方、4Qも同傾向の想定。
通期は、売上6450→6600億円、OP950→1050億円、NP660→720億円。年間OP1000億円超えは2008年度以来である。またR&D740→780億円、CAPEX120→150億円と増加。これは、①エッチ、②成膜、③洗浄を強化のためであり、いずれも2019年にそれぞれのシェアを10pアップする。エッチは、酸化膜とポリの積層膜のためのHARC技術、成膜はALDで3D膜用、洗浄は枚葉でウェットもドライも。
サービスも、5.7万台の納入済み装置を生かし、フィールドソリューションを強化、2012年に1064億円が15年に1700億円、2020年2000億円以上、この8月に組織もつくり、中古改造とTELeMetoricsなど包括契約を伸ばす。
質疑や分析