2015年11月18日 船井電機は厳しそう(説明会11月10日)

111010時~説明会、林社長、池上経理部長。プレゼンと最初の質問を聞いて退席、後は知り合いに確認。非常に厳しい決算。社長も疲労感。

上期は、売上911868億円、OP-14-54億円、NP-21-76億円と大きく下ブレ。TV年末商戦で受注を落し、在庫も大幅増。下ブレの中で40億円は特殊要因と説明。通期も売上22001879億円、OP16→-60億円、NP4-95億円へ大幅下方修正。 

上期の4つの特殊要因では、①特許支払いに関するもの、②アクセサリー販売を12月に終了、その関連、③メキシコ通関が止まって為替ロス、④建値変更の問題をあげたが、特殊要因とはいうものの、リスク管理も含めて、問題を感じる。

9月までの北米TV市場は、台数9%増、単価ダウンもあり、金額3%増だが、シェアを落しているようだ。販社が赤字で安売りするのを辞めようとしたが、これは失敗で、注文をとってコストを下げてという元の戦略に戻す、など戦略の混乱が見られる。

下期だけでも大きく下方修正だが、年間では、TV535450万台と大幅修正、プリンタも黒字化が遅れている。