11月10日10時~説明会、林社長、池上経理部長。プレゼンと最初の質問を聞いて退席、後は知り合いに確認。非常に厳しい決算。社長も疲労感。
上期は、売上911→868億円、OP-14→-54億円、NP-21→-76億円と大きく下ブレ。TV年末商戦で受注を落し、在庫も大幅増。下ブレの中で40億円は特殊要因と説明。通期も売上2200→1879億円、OP16→-60億円、NP4→-95億円へ大幅下方修正。
上期の4つの特殊要因では、①特許支払いに関するもの、②アクセサリー販売を12月に終了、その関連、③メキシコ通関が止まって為替ロス、④建値変更の問題をあげたが、特殊要因とはいうものの、リスク管理も含めて、問題を感じる。
9月までの北米TV市場は、台数9%増、単価ダウンもあり、金額3%増だが、シェアを落しているようだ。販社が赤字で安売りするのを辞めようとしたが、これは失敗で、注文をとってコストを下げてという元の戦略に戻す、など戦略の混乱が見られる。
下期だけでも大きく下方修正だが、年間では、TVが535→450万台と大幅修正、プリンタも黒字化が遅れている。