2016年1月15日 TSMC決算コメント

 

TSMCの決算は、4Q売上は204bilNT$(y/y8.5%q/q4.2%)。ガイダンス(201204bilNT$)比インライン。

 

会社側は、「中国スマホ市場は回復の兆しだが、ユーザーは引き続き慎重なスタンスを維持、20161Qも同傾向」とのこと。売上構成は、通信(構成比62%q/q横這い、家電(6%)+5%、コンピュータ(9%)は−23%、産業品(23%)は−12%。通信がまだ堅調、PC悪い。粗利48.6%q/q比+0.4ポイント改善、会社ガイダンス(47.549.5%)比インライン。稼働率は低下、コスト削減、為替要因でy/y改善。Opm38.3%、ガイダンス(36.5%38.5%)比上限。q/q1.4ポイント改善。プロセス別では、16/20nm24%28nm25%3Q16/20nm21%28nm27%ゆえ、16/20nmの比率が上昇。

 

2015年通期売上843BilNT(10.6%)、Opm37.9%(−0.9ポイント)。CAPEX2015年で81.2億ドル(−14%)、期書計画115120億ドルから、3Q時点の80億ドルに対しインライン、2016年計画は90100億ドル。

 

20161Qガイダンスは、売上198201bilNTy/y10.9%~−9.5%q/q2.7%~−1.3%)粗利率4749%Opm36.538.5%4Qの稼働率実績はNA1Q見通しはやや甘いか。