29日15時半からの説明会に参加、ほぼ満員。出席者は、IR管掌役員、竹村氏、西田氏、野中氏。説明は10分強で、大半が質疑だった。スマホ・ショックで下方修正が相次ぐ中、心配も含め注目されていたが、懸念を吹き飛ばす、余裕と自信に満ちていた。また、村田の技術力は万民の認めるところだが、スマホでは、アップル等の落ち込みを、他の顧客でカバーするなど、根っこ力として、営業力、顧客の開拓・深化も優れていることが確認できた。まさに、疾風に勁草を知る、である。
3Q業績は、受注3157億円、売上3397億円、OP833億円、NP608億円、q/q横這い、OP減益だが、そう気にすることはないだろう。年間の売上1.2兆円、OP2720億円、NP2020億円はあえて不変のため、4Qの差し引きは、売上2505億円、OP366億円、とQ/Qで大幅減収減益となるが、これは実態ではなく上ブレ気味で年間の数字は必ずいくようだ。
なお、既に63%出資している東光の完全子会社化を発表した。東光は上場廃止へ。東光はコイル大手であり、これもモジュール化の一貫だが、コスト改善効果や海外拡販効果が大きいだろう。