シャープの運命を決める期限が迫っている。3月末までには5100億円の返済もあり、3月7日に延期された交渉期限を前に、担当となった藤本執行役常務が詰めていると思われる。偶発債務の件以降は、リークもなく、実態は、外からは、わからない。昨年3月から若様ブログをはじめて1年になるが、シャープだけで40件以上のブログレポートを出している。
昨夜の時点で、①~⑥のシナリオがありうると見ている。
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なんだかんだで、偶発債務はあまりでず、今のまま鴻海傘下、
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偶発債務がある程度あり、その代わり銀行債権放棄で鴻海傘下
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破綻しNIDECが買う。
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破綻し、INCJ?
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破綻しバラバラ、
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その他、である。
シナリオの確率は、① 40%、②30%、③15%、④5%、⑤5%、⑥5%、である。
一部報道もあったようだが、無事、①に近い形で決まるのではないか?①90%、②10%。
この1週間で、鴻海のチームが大挙して、シャープの工場を、液晶以外も含め、DDも含め訪問、相互理解が深まったようだ。特に、液晶以外で、最近、十分な開発予算がなかった部門の技術陣からは、歓迎ムードのようだ。
今後こそ、「雨降って地固まる」、で、「井の中から出て大海」で、頑張ってほしい。また、これが新たな日本の電機の再生のモデルになることを望みたい。
それにしても1年だが、いろいろ学ぶことが多かった。