ブラザー工業が、3月2日 15時より中計を発表。小池社長と、藤井CFO。なお、藤井CFOは今回で退任、監査役へ。
IFRSベースで、2015年 売上6854億円、OP465億円(これまでの日本基準で、3Q決算時に8000→7550億円、OP500→430億円)から、2018年度に売上 7500億円、OP600億円に。
プリンタ・複合機から産業用印刷機に成長シフトが骨子。昨年M&Aの英産業印刷機メーカーのドミノ・プリンティング・サイエンシズなどを成長領域と位置づけ。経営リソースも20%をプリンタから新分野にシフトで、プリンタ中心に全事業の成長を目指した前回から一変した。
成長領域は、産業印刷機のドミノ事業、工業用ミシン、工作機械などの産業機器、減速機や歯車などの工業用部品などで、製品だけでなく、自動化などを含めたFA提案を進める。組織も大きく見直し、デザインや営業・マーケティングを担当する「マーケティング企画センター」、ソフト技術や電子技術などの開発を担う「開発センター」など設置、横串とする。
説明会で聞いたことは、以下である。