4月2日、土曜日だが、堺工場で、マスコミ、アナリスト投資家向けに説明会と見学会があった。12時半過ぎから20時までの長丁場。堺工場での説明会は2009年以来、2回目。
世界中が注目
12時半過ぎ堺駅前集合、バスで堺工場へ。13時~15時まで、会場での製品展示、エコハウス見学など、エコハウスでは、両社のコラボの製品イメージ、シナジーを強調。あと、イチゴの植物工場(コンテナタイプ)。参加者は、国内アナリスト投資家50人くらい、海外が10~20人、国内メディア100以上、計300程度で会場は満杯。15~18時半 テリゴー会長、戴氏、高橋社長らによる、調印などセレモニー、会見、シャープに気を使い、家電などのシナジーを強調し再建に自信。買収でなく投資を強調。
質疑は、双方から見た、強みや弱み、背景、リストラの有無などが多かったが、内訳は、国内メディア5、海外3、アナ2(私と、みずほ中根アナ)。私はOLED、中根アナは、鴻海全体でのFPD再編だが回答なし。その後、当初の予定にはなかったが、急きょ、アナリスト向け補足説明が19時半まで。これは、私の質問をフォローする意味で、1時間程度、主要事業について熱弁。
落日の総合電機を、台湾の名経営者がどう立て直すか、日本側がどう学ぶか?また、EMSの多角化の可能性、日台のコラボ、などの視点で、興味深いケースだ。また、FPDでも、これまでは追いつかれるばかりだったが、今回は、サムスンを追うケースであり、鴻海と一緒になってどう追いつけるか、なども関心がある。