4月26日15時50分より東証にて。直前に東芝の緊急説明会があり、タクシーを飛ばして急行したが、20分程度遅刻。説明は田中CFO。今回は、東芝メディカルシステムズ(TMSC)の買収や、OLEDで蒸着機のトッキに関心があったが、残念ながら、下方修正の理由となったLBP等に質問が集中し、不完全燃焼だった。
通期業績は、売上3.85→3.6兆円、OP3600→3000億円、NP2300→2000億円へ下方修正。背景は、為替円高とLBPの不振。円高だけでOPインパクトは612億円。LBP見通し引き下げ分も大きく、コスト改善で補えず。デジカメ等の前提は不変。
TMSCは、B/SやCFに買収代金や有利子負債増で影響がみられるが、P/Lには、当局の判断待ちだとして、織り込まず。また、一部マスコミで話題となった買収スキームの妥当性については質問もなし。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160419-00089840-diamond-bus_all
トッキ、アネルバ、マシナリは、その他の中で、売上構成15%でy/y80%増、ネットワークカメラは25%構成、年間は、それぞれ25%を占め、50%増と好調。CFOは、非常に引き合いが強く、生産できないが、キヤノングループの全力をあげて生産増強対応をして、要求に答えたいとのこと。なお、アナリストの一部は、トッキの状況を知らないようであり、台数あるいは単価を一桁間違っているようだ。