27日16時~17時15分、説明会に参加、山田社長以下、日戸氏、大下氏、安藤氏、奥村氏が出席、山田社長による業績と、IABに関連して、i-オートメーションの簡単なプレゼン。簡潔で、質疑に十分な時間があった。全部、聞きたいことを聞けたわけではないが、明日のスモールで確認したい。
決算は健闘
2015年度実績は売上8350→8336億円、OP620→623億円、NP475→473億円は、大健闘だ。正直、OP600億円は難しく550億円程度もありうると思っていた。セグメント内訳を見ると、IABが500→479億円は想定線、EMC80→85億円は健闘、AEC75→73億円、SSB32→32億円、HCB70→73億円、本社直轄-45→-43億円、などは想定線、本社消去等-92→-78億円が要因か。
2016年度計画は、全体としては、売上8200億円、OP630億円、NP475億円というほぼ横ばいの数字は微妙だが、株主に対し減益にはしたくないという意思だろうと思ったが、中身を聞いて、少し驚き、むしろ自信かもしれないと感じた。
セグメント内訳では、IAB、AECが、減益、それぞれ、465億円、65億円は、わかるが、EMC、SSBが減収ながら増益、それぞれ、100億円、40億円はややサプライズ、また、本社直轄が黒字化で15億円は非常に驚いた。本社消去が-135億円に悪化しているので、入り繰りかと誤解したが、50億円強の悪化は、新規投資やマイナス金利のPBO悪化、税関係と関係がなく、実態のようだ。
本社直轄は黒字
本社直轄は、80億円増収で、うちBLが20億円、パワコン20億円だが、56億円の増益は大半がBLのようだ。なお、BLもパワコンも黒字化、残り2部門は黒字維持。。
i-Automation
IABのi-Automationのiは、integrated(制御進化)、intelligent(知能化)、interactive(人と機械の新しい協調)と三つのiの意があるが、今回は、超高精度加工、超精密組立、超高速搬送の制御進化について、紹介があり、ロボットとマシン制御(PLC)を同じソフトで実現できたことを強調していた。
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