スモールミーティングが5月2日10時半~12時で開催。中西IR室長が、数字の詳細や補足説明と質疑対応。ポイントは、以下であり、2018年度の目標は妥当なところであり、コスト削減余地がまだあることには驚きながら納得した。
2018年まで、海外成長、エネルギー黒字化など
まず成長は海外であり、中計期間で2000億円増収だが、1700億円が注力3分野であり、ここはOpm5%以上を狙うようだ。テレコムでは、TOMSでは、ネットクラッカー社は5%以上増収で採算も維持。SDNは大きく期待。他方、国内の伸びはゼロ。これは、オリンピック内需は増えるが、消防無線や国内キャリア投資はピークアウト、マイナンバーも高原状態であるため。
課題のエネルギーでの黒字化、200億円以上の改善は、暖簾減損100億円→ゼロ、NECエネルギーソリューション(旧123)が赤字70億円、小型蓄電赤字70億円が共にゼロへ。人員規模最適化、開発絞り込みなど、本社直轄で、様々な施策をうつ。
資本政策は、M&Aに2000億円を注力3領域に使うが、その中で、株主還元にも配慮したいようだ。FCF1000億円に関しては、NP650億円など増益に加え、CCCを現状62日から58日に改善、1日の改善で100億円のキャッシュ創出であり、400億円が生まれる。
2018年からに期待と不安