先週、決算の合間をぬって、東京ビッグサイトで開催された、IOT/M2M展、組み込みシステム開発技術展(西ホール)などの展示会を見た。その他、ソフトウェア開発環境展、ビッグデータ活用展、データストレージEXPO、情報セキュリティEXPO、Web&デジタルマーケティングEXPO、データセンター展、クラウドコンピューティングEXPO、など計12展。出展社数は合計1600社。併せて、ライフサイエンスワールド2016も開催。まさに、最近のキーワード満載の展示会であり、電機、半導体はもちろん、あらゆる業界が展示。しかも、CEATECやロボット展などと比べ、大きなブースはなく、中小のブースが雑多にある。来場者はそれほど満員というほどではないが、ガラガラでもない。
西ホール中心に、IOT/M2M、組み込みシステム展のブースを、2-3時間かけて見たが、立ち寄ったのは、日立、東芝、三菱電機、NEC、沖電気、ローム、村田、TDK、Qコム、マクニカ、サン電子、萩原電気、エレコムグループ、日本コントロールシステム、SCSK、ITアクセス、イノテック、丸文、トランセンドジャパン、など。FAや社会インフラ向けの画像処理、ドローンなどが多い。
正直、全部をみれば数日かかるだろうし、かえって、IOT/M2Mとは何か、わからなくなるだろう。既存製品あるいは地味なFA系のボードに、「IOT/M2Mという新しい包装紙を使っただけ」な感も否めない。それでも、こういう展示会に、電子部品メーカーの村田やTDKが参加、業界の垣根はなくなってきたことは感じられた。また、Qコムなど外資のチップやパンフが入手できるのは、こういう展示会がいいだろう。