5月30日10時半~12時、決算(5月12日に発表済)および中計の説明会、昨年6月5日に初の説明会以来、1年ぶり。出席者は昨年同様、小畑社長、石田専務、植野常務、子会社の日新イオン機器の長井社長。今回は、業績説明を植野常務、社長より昨年予告があったV2020中計の具体説明、昨年は長井氏よりFPDイオン注入事業について説明があったが今回は無かった。
最高益更新中
業績は2015年度受注1382億円、売上1200→1136億円、OP110→124億円、NP70→85億円と利益は上ブレ。なお、売上、利益ともピーク越え達成。売上、純利益は2013年度にピーク更新だが、OPは91年度の98億円が過去最高であり、2013年度は95億円と一歩届かなかったが今回、一気に超えた。
2016年度受注1250億円、売上1300億円、OP150億円、NP100億円、中計V2020では、2018年売上1450億円、OP130億円、ROE9%、2020年売上1800億円、OP180億円、ROE10%。
引き続き強いFPD向けイオン注入需要
足元の引き合いは強いまま。
IGZO等で局所レーザーアニールが使われることに関して興味はあり、LTPO対応も期待できるようだ。
中計では6つの成長領域と新分野、3つのAdvanced
中計では、前回中計で4セグメントになりライフサイクルが登場したが、今回は、6つの成長領域(電力、アジア、ライフサイクル、次世代半導体・FPD、モビリティ)+新分野を3つのAdvanced(製品、技術、ビジネスモデル)で拡大。
http://www.circle-cross.com/2015/06/08/2015年6月5日-日新電機の初の説明会/