経営重心®から見た、ビジネスのリスク・リターン、ジャパンストライクゾーンと会社の成長発展段階について、信長、秀吉、家康との比喩が分かりやすいと、TV出演でも好評であった。
経営重心®で右上の短サイクル大ボリュームのゾーンは、スマホやPC、半導体メモリー等に相当し、最近は水平分業化で台湾韓国が強い分野だが、短期の市場ボラのリスクをとることでリターンを得るものであり、変化への追従力が鍵になる。日本でも、オーナー系の部品メーカーが強いところだ。まさに、トップダウン、カネと度胸が重要だが、日本でも80年代は、思い切った半導体投資などは、そうだった。いわば、信長的な、決断力、変化とスピードである。経営リソースが少ない新興企業では、そうした決断力や変化への対応力こそが強みである。
しかし、そのうち、企業が拡大し、経営リソースも拡大すると、組織も肥大化し、だんだんと、思い切った決断もできなくなってくる。