決算テレコンが28日17時から、説明者は、山口社長、青木CFO、決算集中日のせいか、質問者は2名だけだった。
2016年度1Q決算は、売上3200億円、OP123億円、NP174億円、6%減収、62%減益だが、円高の悪影響50億円に加え、前期は120億円の一時的益があった反動。なお、この1Qは特殊な損益はない。セグメント別には、デバイスではいずれも減収、一時益反動で減益幅が大きい。ファインセラ部品でのミックス悪化、コンデンサの値下げが想定以上だったようだ。スマホに加え、通信インフラ、産機でマイナス。ファインセラ応用もソーラーの国内需要減。通信は増収で赤字縮小。情報機器はやや減だが、4Qの押し込みの反動減の模様だが為替除けば横這い。
2Qに向けては、想定通り、部品、機器ともに回復を見込むが、有機パッケージ増加、小型MLCCやコネクタ増、1Qに続きTCXOは好調。通信では、工場再編の効果で、2Qにはトントンにしたいようだ。
為替前提を110→106円/$、120→117円/€に変えたが、年間の計画は、全体もセグメントでも無し。