10月13日 15時半~16時半過ぎ、会社主催の説明会。4月14日開催の中期事業戦略説明会が行われた(http://www.circle-cross.com/2016/04/18/2016年4月17日-コニカミノルタの中計説明会に参加/)際に、部門別の詳細な説明会をするとのことだったが、その一環であり、ヘルスケア事業等の説明会が行われている。http://www.circle-cross.com/2016/07/22/2016年7月21日-コニカミノルタのヘルスケア事業説明会-医療革新/
司会はIR白井氏、この事業の位置づけや聴きどころを紹介されたのは良かった。説明者は、この事業専心に数十年のグループ業務執行役員 センシング事業本部長の亀沢仁司氏。出席者は満員、熱心でハイレベルな説明、質疑も多かった。
日本でも、コニミノの中でも珍しい事業
IRの白井氏からも紹介があったが、計測機器は、売上規模こそ250億円程度だが、Opm20%、世界シェア50%以上の今どき珍しい高シェア、高採算の事業である。
計測機器事業概要
元々はアポロ11号に搭載されたフォトメトリであり、以来、着々と事業を伸ばし、売上100億円前後、Opm20%で推移したが、2011年以降、急拡大、2012年に、Instrument Systems(以下、InS社)を、 2015年にRadiant Vision Systems社(以下、R社)を買収、更に売上拡大、Opmも向上している
プラットフォーマーの強み
強みは、長年の実績によるプラットフォームを抑え、JISやISOなどの色の基準にも影響力を与えるデファクトスタンダードの力だろう。http://kikakurui.com/z8/Z8102-2001-01.html
成長余地は大きいがAI・ビッグデータ、他部門とのシナジーで更に押し上げ
需要は旺盛であり、売上500億円あたりまでは、視野に入ろうが、今後の課題は、山名社長のプレゼンにもあった予知保全や行動解析だろう。