サムスンが、10月26日に3Q決算を発表、27日午前の説明会を視聴した(英語)。売上47.82兆W、OP5.2兆W。説明会は約1時間、最初にIRが概況10分強、セグメント別にIRが簡単なコメント計15分強、質疑は30分。質疑は女性が多く、かつDRAM市況について一番多かったのに驚いた。次いでNAND、スマホはあるがノート7や今後の新製品はNA、OLEDについて質問があまり出ないのに驚いた。定量的具体的な回答は殆どなく、前半のセグメント別概況説明の範囲を超えない。AIやクラウドも拡大して、M&Aやポートフォリオ見直し、株主還元の話もないわけではないが質疑は殆どない。
3Q決算は、売上47.82兆W、OP7.39兆W、スマホのIM部門のOPは0.1兆Wとq/qでもy/yでも90%を超える大幅減益、半導体は3.37兆WとQ/Q増益y/yはやや減、ディスプレイはq/q大幅改善はLCDの黒字化、単価回復とTV向けが好調。
4Qに向けては、IM回復、OPも昨年4Qレベル、半導体は好調で大幅増益、ディスプレイはLCD回復だがOLEDはノート7の影響でやや減。CEもTVやデジカメは季節性もあり増加。
設備投資を公表、27兆Wと最高、半導体は13.2兆Wとやや減、ディスプレイは10.9兆Wと大幅増。
来期に向けセグメント別動向
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