11月10日16時~17時のSUMCO決算説明会に参加した。プレゼンは市場動向や戦略が橋本CEO、決算が瀧井COO、今回も橋本CEOが将来な半導体市場見通し及びウェハー市場動向について説明、大変参考になる。前回は、質疑も需給タイトの是非だったが、今回は、それは明らかであり、むしろ値上げの幅などのついての確認が多い。
ウェハー需給は逼迫へ
ウェハー市況については、12φは、エピウェハー(以下、EW)が、3Qはフル、4Qもフル以上。定修ができず、アロケーションが必要。背景は、NANDがスマホ向けにアップルだけでなく中国スマホも搭載量増加、データーセンターも強い。
8φも3Q強く、4Qはフルへ。キャパ500万枚に対し、480万枚まで来ているよう。6φまでタイト化。8月の決算で予測していたが、それ以上だ。
2017-2018年は慢性タイト
NAND自身も、30%不足の声もあり、サムスン、東芝など各社で新工場が立ち上がり、テストウェハー投入が多い2017-2018年には、更にウェハー需要は増え、タイト化する可能性は顕在化してきた。
値上げ幅は
会社側は、設備投資を決断できる値戻しは40%以上だとした。