オムロン3Q説明会(1月31日)をHPで視聴した。決算集中日で、参加できなかったが、HPで質疑も含め確認できるので、助かる。ただ、プレゼン者の鈴木CFO退任など大幅な役員人事異動も含め、視聴した後に、出席しなかったことを後悔した。万難を排してリアルタイムで現場にいるべきだった。
業績は期初計画を上回る
2016年度通期は売上7650→7800億円、OP550→640億円、NP400→440億円。OPは期初計画の630億円をも上回った。前回から90億円の上方修正だが、半分は為替前提変更(4Qは110円/$、120円/€)、残り半分はGP率改善。セグメント別では、IABが64億円の上方修正であり、全体の大半を占める。景況感も前回比で、IABとAECが改善。
弛まぬポートフォリオ転換
会社側も指摘しているが、まさに、ポートフォリオがFAやクルマ、ヘルスケアなど成長領域のど真ん中であり、北米のトランプ政策も、FAという意味では、プラスだろう。
役員人事
今回は、上方修正に加え、重要なのは、質疑も出たが人事である。
センサーゆえに感度が高い
オムロンは、センサーメーカー故に感度が高く、ガバナンスに最も熱心な会社の一つである。