2017年2月5日 富士通3Q決算〜改革のオペラ最終幕がもうすぐ?

 

131日に決算発表と説明会、決算集中日で参加はできず、HP視聴。プレゼンは、富士通の改革オペラ演出の塚野CFO、ニフティの一部をノジマに売却、また、「同業」のNECの大幅下方修正後であり、関心度が高く質問も多い。

 

決算はPFとユビキタスが好調

 

 3Q決算は、売上1.1兆円、OP378億円(改革費用74億円を含む)NP203億円と堅調、FCF367億円も改善。社内計画比はOP50億円上ブレ。内訳は、プラットフォーム40億円、ユビキタス30億円、デバイス30億円とハード系が、慎重に見すぎと円安、欧州のインフラサービス50億円悪化、為替20億円マイナス。

 

通期は不変、売上4.5兆円、OP1200億円、NP850億円。

 

IT投資は強い

 

ソリューションSI、インフラサービス共に国内好調。ロスコンは前年並み。他方、インフラサービス海外が欧州中心に不振。ビジネスモデル転換を図るが、立ち上がりはこれから。

 

オペラはそろそろ終幕へ

 

 今回、ニフティを吸収分割で100%子会社とし、エンタープライズのクラウド系とコンシューマのISPに分け、後者をノジマに売却決定。

 

2017年度のOPM5%の実現性

 2017年度のOpm5%については、一時的な利益や費用を除いたものだと再確認があった。