東芝について、日経新聞が、上場企業の東芝テックの他、ニューフレア、芝浦メカトロニクス、更に、ランディスギア、東芝病院も検討と報じている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12H2O_S7A310C1MM8000/
真偽は不明だが、3月末に向けて債務超過を避けるプレッシャが強くなっているようだ。キャッシュフローでは、プラスだとしても、簿価によっては、売却損も発生し、自己資本にマイナスの場合もある。また、流通分野に強い東芝テックは、将来のIoT戦略には、日立などとの差別化上は重要である。
IoT戦略は、言うまでもなく、IT技術と応用分野の掛け算であり、流通や、製造装置なども、その重要な応用分野の一つである。むしろ、農業や漁業、物流など、一見遠い方が、潜在成長性は高いだろう。テックが、コアから遠いという指摘には賛成できない。事実だとすれば、残念な決定だ。