日清紡G〜ポートフォリオ転換の中での日本無線の解体再編論

 

日清紡グループの決算説明会が51213-14時開催に参加、質問もした。出席者は、河田社長、村上専務、ブレーキ部門担当の西原常務、奥川常務。当日の午前10時〜11時はグループで好業績の新日本無線説明会に参加、511日の同、不振の日本無線説明会は決算集中日で参加できず。

 

グループのポートフォリオ転換を急ぎ、紙部門を大王製紙に売却、クルマ向けに成長が見込める中で、好調な新日本無線と厳しい日本無線が対照的という状況の中、参加者多数で質問も日本無線の問題が多かった。日清紡グループは、現在、傘下の日本無線、新日本無線からなるエレクトロニクス部門の比率が売上の4割を占め(あとはブレーキが10%強、繊維が10%弱など)、利益変動も大きく依存することから、東証分類でも電機区分となっている。このため、参加者も祖業である繊維等の素材担当から、電機担当、中小型株担当など多岐に亘っている。説明会参加は4-5回程度だが、以前に比べ、議論が活発になっており、会社側も踏み込んだ回答という印象をもった。

 

日清紡グループはファンドとコングロマリットの中間でポートフォリオ転換を急ぐ

 

 

JRCの解体再編を