5月11日10時開催の決算説明会に参加、質問もした。出席は、小倉社長、荒井専務、野邉常務、森田取締役、業績説明は、これまで荒井氏だったが、今回、森田氏、その後、小倉社長による戦略説明。
かつて親会社であり、設立1949年上場1953年の創業100年を超える日本無線が上場廃止となり、設立1959年上場1991年(店頭、1部は2002年)の同社が残ったのは、まさに進化論であろう。
円高に振られる業績から卒業してほしい
業績は、期初計画から、売上500→480→485→488億円、OP32→12→13→17.5億円、NP30→8→赤字3→黒字6億円と、為替や固定資産減損などで、大きく振れたが、最後に、最終黒字と結果を出した。工場はフル稼働であり、為替影響を除くと、順調に成長している。単独の問題があり、無配が続くが連結では自己資本比率は30%近く、そろそろ、対策があっても良いだろう。日本無線なき後、新日本無線の新はもはや新ではなく、真か進(伸)だろう。
2017年度は売上520億円、OP25億円、NP25億円、為替110円/$。ポートフォリオは、2011年度はAVが1/3、クルマ・通信・産機の合計で1/3だったが、今や、IOTの中で、クルマ・産機で1/3、通信で1/3、また、μ波が大きく伸びてきた。このポートフォリオ変化に合せ、組織体制も刷新した。
シリコンサイクル変化の中で、2020年までと、それから