去る5月19日に、決算説明会が開催され参加、質問もした。主要なセルサイドアナリストも含め、年々、参加者は増加しており、IR効果と同社への期待が大きくなっているのだろう。鈴木社長によるプレゼン、出席者は、他に根岸常務、執行役で財務経理の受川氏、営業の田中氏、デバイスの西氏、電装の新関氏、新エネの白羽氏、と主要セグメントの担当役員が全員出席、質疑に対応。特に、業績変動の要因となる為替、設備投資動向などを確認する質問が多かった。
為替に翻弄される業績
業績は、為替変動で、上方修正も下方修正もある1年だったが、着地は、まずます。2016年度は、売上870→927億円、OP24→52億円、NP13→35億円。セグメント別OPでは、デバイス25→35億円、電装30→52億円、新エネ0→赤字4億円、等であり、電装の改善が大きい。
2017年度は、売上895億円、OP32億円、NP26億円、と減益予想。また、今回、ロゴを、これまでのダイオードのマークから英語に変えてお洒落にし、「新」新電元をアッピール。
為替や資材価格変動との対峙