戦後日本のイノベーション100選を分析

 

発明協会が、20166月に、2014年の創立110周年記念事業として、戦後日本で産業経済の発展に大きく寄与した日本初あるいは日本で発展したイノベーション105件を選定、20166月に発表している。

 

 選定に際しては、一般並びに有識者アンケート結果を参考に選定小委員会及び選定委員会により2014年に第一回の選定としてアンケート結果トップ10を含む38イノベーションを発表、その後、検討を重ね105件を決めた。http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/about.php

 

トップ10(年代順)

 

 トップ10は、年代順に、内視鏡、インスタントラーメン、マンガ・アニメ、新幹線、トヨタ生産方式、ウォークマン®、ウォシュレット®、家庭用ゲーム機・同ソフト、発光ダイオード、ハイブリッド車である。ある程度、年代別にバランスをとっているが、7080年代が、半数を占める。

 

105イノベーション(年代順)

 

 年代別に戦後復興期、高度経済成長期、安定成長期、現代まで、と4区分であるが、発明発見から実用化、事業化に長期間かかっているものの多く、デジタルに何年とは分けられないので大まかな区分である。

 

イノベーションをリードした企業

 

将来、10年後、20年後、には、どのような新しいイノベーションが掲載されるだろうか。また、次回は、海外の識者もいれ、世界イノベーション100選を知りたいものだ。