アンリツ決算説明会(7月28日)と統合レポートにみるガバナンス

 

去る728日の決算説明会に参加、質問もした。428日の説明会でも、業績の底、同社の底力が再確認されたのに、1Qは意外にも赤字だったせいか、注目度が高く参加者多数。

 

説明者は、橋本CEOの全体動向説明のあと、計測技術動向戦略につき、5Gネットワークを支えるアンリツのソリューションと題して、濱田専務がショートプレゼン、質疑は、橋本社長、窪田CFO、濱田氏、が対応。なお、新刊の統合レポートが配布された。

 

業績1Qは北米基地局向け冷え込みで苦戦だが通期は不変

 

 2017年度1Qは受注202億円、売上194億円、OPNPとも赤字2億円、四半期でもOP赤字は、橋本氏が社長に就任されて初めてだとのことで悔しそうだったが、気にし過ぎだろう。

 

5Gに向けてのロードマップは不変

 

ただ、5Gに向けて、中期でのモバイル等の回復動向は計画線であり、悲観することはないだろう。5Gに向けての、ロードマップについても、4月と変化はない。

 

アンリツ統合レポートとガバナンス体制

 

 今回、決算よりも面白かったのが、統合レポートだ。