8月3日に1Q決算説明会が開催され、参加、質問した。牛田CEO、岡CFO以下、萩原、御給、村松の各氏とほぼ全幹部出席。CFOが説明、質疑は各幹部も対応だが、牛田CEOが積極的に発言。
この7月25年に100周年を迎えたニコンにとって、今回の1Q説明会は、100年目の初めての説明会であり、次の100年に向けての展開、方向性を示すものでもあった。上期の業績上方修正もあるが、それ以上に、IFRSと日本基準との比較開示や、ポートフォリオ・ROIC経営の考え方、さらに、新しいニコンの方向性のヒントもあり、重要かつ有益な説明会であった。
業績は来期に向けて堅調
業績1Qは、売上1703億円、OP124億円、NP89億円、上期のみ売上3280→3310億円、OP110→170億円、NP30→60億円、年間は売上7000億円、OP450億円、NP340億円はセグメント内も含め不変。
上期のOP60億円の上方修正はセグメント別に、精機が20億円、映像30億円だが、インスツルメンツは逆に10億円下方修正、これが1Qの計画対比と同傾向。
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