オムロンの決算説明会(7月27日)には参加できず、HPの質疑含めた録画を視聴、プレゼンは新CFOの日戸氏が初登場。また、7月31日のスモールミーティングに参加、井垣氏。奥村氏など。質疑が中心。
なお、新CFOの日戸氏は、技術者として、ATMなど技術、商品開発、提携などに従事、その後、グローバル戦略本部で、M&A推進、ROIC導入、その後、ヘルスケアも歴任。このように、オムロンでは、CFOが経理財務専任ではなく、技術者、事業部の人間が就任することが特徴である。説明会でも、ROIC経営2.0について詳述した。
業績1Qは大幅増収増益、過去最高を更新
2017年度1Q業績は売上2034億円、GP841億円、OP226億円、NP115億円。IABとEMCが極めて強い。本社直轄も減収ながら増益、一歩黒字には及ばず。上ブレだが、マクロ環境面と自力の両方が要因。
これまでの過去最高だった2014年度1Qと比較しても、GP率改善、SGA率も下がり、R&D率はアップ、内容的に質が高い。より、IAB、ヘルスケアの構成比が高まり、本社直轄が下がった。GP率アップは、採算のよいIABとHCB構成比が増えたミックス、コスト改善効果、操業アップなど。
ROIC2.0
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