iPhone「8/8+/X」発表後の市況動向

 

912日に、iPhone8/8+/Xが発表された。スペック等は、電池容量など一部不明な点もあるが、ほぼ予想通りでありサプライズはない。

 

斑模様だがフラッシュはNANDNOR共に不足、DRAMも再び深刻

 

 その中での、デバイス市況だが、夏以降、市況は変調し、タイト感は斑模様だ。ウェハーやガスの不足は続き、NANDNOR共に、フラッシュはタイト、DRAMは一時、スポットで一服感もあったが、再びタイトだ。いずれも充足率60%との指摘もある。他方、汎用部品はそれほど問題はなく、パネル市況は弱い。

 

アプリケーション別

 

業界別アプリケーション別では、上方修正も相次いでいるが・半導体装置が一人勝ちだ。ただ、来期以降は反動リスクに注意だろう。