東芝を巡る論点、再整理

 

東芝のメモリ社売却先に関して、とりあえず、何とか、9月末に、ベイン案で締結したが、もちろん、問題山積だ。今朝の日経新聞複眼で、「東芝半導体教訓と課題は」と題し、元東芝の斎藤省三氏、青学大教授の北川教授、慶応の川本氏がコメントしていた。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO21805650S7A001C1TCR000/

 

627日に、日経新聞の同じ「複眼」で、私と、坂本幸雄さん、中央大理工学部教授で東芝OBの竹内氏で、「日の丸半導体 生きる道は」というテーマで、東芝の再編案も含め、論じた。あれから、もう3ヶ月、同じような内容だが、まだ総括するような段階ではない。

 

論点整理

 

現在、東芝を巡る論点は下記だろう。

 

  1. 上場廃止や破綻の是非

  2. 歴代経営者の責任問題

  3. メモリ社を外出しすべきか否か

  4. メモリ社をどこに売却すべきか、ハイニクス・ベインか、WDKKRか、独禁法などの問題点は?

  5. メモリ社の成長戦略

  6. メモリ外出し後に、残った東芝の成長戦略

    私の考えと、知る限りの他の意見も含めて、纏めると、下記である。