日本で最大の最先端エレクトロニクス総合展示会であるCEATECが幕張メッセで3~6日開催、5日に訪問、各社の展示を見学した。4日間の来場者数は15.2万人と前年比5%増だったようだ。1日あたりの登録来場者数平均は2008年以来9年ぶりに3.8万人を超えたという(過去最高は2007年の4.1万人、なお、2007年は5日間で来場者数は過去最高で20.6万人)。
もはや家電ショーではなく、B2B/Gの産機、ヘルスケア、クルマ、社会インフラとIoT
昨年は、会場構成を一新、「異業種・ベンチャー・海外の企業が集い、CPS/IoTによって繋がる・共創する場としてのCPS/IoT展示会」というコンセプトだったが、今年は「つながる社会、共創する未来、日本の成長戦略や未来を世界に向けて発信するSociety 5.0の展示会」として開催され、米のCES同様に、もはや、かつてのエレクトロニクスショー、TVが中心だったB2Cの家電ショーではない。
展示は、産機、ロボット、ヘルスケア、クルマ・EV、社会インフラなど、現在の電機業界、電子部品が注目している分野が多く、まさに、B2BあるいはB2Gだ。技術では、IoTや多様なセンサ、セキュリティ、AI、電池、ハプティクスなどが中心だった。ドローンが目立たず、アプリよりも技術を全面に出すなど、見せ方が地味だが実質的になった。4K8Kも、あるにはあるが、TVというより医療や監視などへの応用が面白かった。
今年のテーマと注目点
今後の期待
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