Vテクの上期決算説明会に参加、質問もした。参加者は多く、杉本社長によるプレゼンも力が入っており、配布資料も、LCDやOLED投資動向など、これまではスライドのみだったものが開示され、理解しやすくなっただろう。
今回は、マスクのFHM、G6Fの縦型蒸着機、局所アニールなどがサプライズだったが、質問も、短期業績より、こうした中期のポテンシャルについてのものが中心だった。なお、質疑の中で、μLEDに関して、解像度は問題だが、ローラブルに使えるのではないか、アップルもJVや出資の動きがあり、注目している。ただ、OLEDを脅かすことはないという。
決算そのものは、上期の売上232億円、OP35億円、NP21億円で上ブレだった模様。受注は連続200億円を超え、受注残は977億円。通期の売上700億円、OP100億円、NP49億円は不変。
中計の鍵を握るVET社とVSTC社
ディスプレイ市場は10.5GとOLEDが強い
フォトマスク工場
縦型蒸着機がG6FとFHMが1200ppi