去る11月2日9時半~11時半前までの説明会に参加、質問もした。澤村社長、東常務、松本取締役、上原氏など、いつものメンバー。澤村氏の丁寧な説明と東氏の力強く前向きなプレゼンが良いミックス。
会社計画は極めて控えめで実態は過去最高か
上期実績は、売上2004億円、OP297億円、NP231億円は、期初の売上1870億円、OP200億円に対し、大きく上ブレ。クルマやスマホの好調は想定通りだが、ゲーム新機種や産機、白物が予想以上。
2017年度通期は、売上3680→3900億円、OP380→490億円、NP280→365億円。上期同様の傾向だが、大型LCDドライバは減らすなど、戦略的にポートフォリオを変更している。
期初に、「過去ピークの売上4000億円は十分に可能であり、OPも500億円も不可能ではないだろう」と記したが、為替前提も105円/$と慎重。為替感応度は年間1円の円安で、売上22億円、OP7億円であり、5円の円安、半期なら、売上55億円、OP17億円のインパクト。創業60周年を飾る売上ピーク(4097億円)更新となるだろう。売上4100億円、OP550億円も可能だが、設備投資や人員手当などキャパ体制次第だろう。なお、10月の月次売上はy/y20〜25%増、m/m0〜5%減の横這い、好調続く。
設備投資を中期的に増額
AVのロームからクルマ・産機のロームへ
過去最高売上の次は、利益だがピークにはなお遠い