11月29日午前に、パナソニックによる、アナリスト投資家・マスコミ向け合同の技術IR説明会が開催され、参加、質問した。プレゼンは、宮部CTO専務、馬場渉氏(ビジネスイノベーション本部副本部長、前SAP)、小川立夫生産技術本部副本部長、相澤将徒先端研究本部長の4名。
宮部氏のIR説明会登場は、3年ぶり(AVCネットワーク社トップとして)、また、パナソニックがIRで技術やR&D関係の説明会は、かなり久しぶりだ。また、去る10月31日の決算説明会にも参加したので、併せて、論考する。
アジャイル開発、ヨコパナ、パナソニックβ、HOMEX
今回のポイントは、宮部CTOによる、4月のR&D体制(というよりビジネスイノベーション体制)の変化の紹介、その中で、IoT・ロボ分野と、エネルギー分野へのフォーカス、馬場氏による、デジタルネィティブビジネス構築、パナソニックβ、「ヨコパナ」などの紹介、小川氏による高速プロトタイピングから量産まで支えるモノ作り、小川氏と相澤氏による電池技術、だが、電機業界でアジャイル開発の話が出るのは初ではないか。また、馬場氏のプレゼンは、バズワード満載のコンセプチュアルなものだった。
宮部CTOによるパナソニックのイノベーションシステムの変革
SAPから来た馬場氏の改革
エネルギー分野では二次電池
事業により、イノベーションのあり方が異なる
上期決算