去る11月21日10時開催の決算説明会には参加できなかったが、重要なので、フォローしたい。出席者は、小倉社長、荒井専務、野邉常務、森田取締役。質問も活発だったようだ。今回は、決算は修正もなく、Noサプライズだが、中期戦略について、詳細な説明(多くはスライドのみ)があり、参考になる。
業績は不変だが、先行投資もしている
上期業績は、売上253億円、OP9億円、NP8億円で、増収増益。売上製品別では、y/yでは、車載産機が増収、スマホが減収、衛星通信が健闘。OP増減では、人件費や経費増が計7億円強のコストアップだが、業績回復の中で、必要な先行投資だろう。
通期は売上520億円、OP25億円、NP25億円、為替110円/$で不変。製品別は、ほぼ上期と同傾向。P/L面では、人件費、Dep、他経費で17億円増、設備増強も、大幅増の41億円であり、後工程・テスト中心に、川越、佐賀、タイと、満遍なく増強は、当然だろう。なお、今回は、B/Sのコメントが無かった。
車載産機に加え、マイクロ波も面白い
2020年以降の打ち手