昨年から、マスコミでも、ビットコインが話題になっているが、年末からは、規制強化の動きや、市況の急落が始まっている。昨年12月に2万$台に達した価格は半減、時価総額も、100兆円以上あったが、半減した。また、この3月には、G20で議論されることになったようだ。
サブプライムとの類似性
時価総額がそれほど大きくないので、金融市場への影響は小さいというが、問題は、統計把握と、流動性であり、日経ベリタスでは、サブプライムとの類似性を指摘している。中国の他、日本でも人気であり、一時の外貨トレードを彷彿、しかし、流動性の小ささや、変動の大きさでは、全く異なる。
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSVS000111R20C18A1000000/?null
ビットコインは、6000種類もあり、現在の時価総額合計は63兆円だが、最大は、Bitcoinの20兆円、次いで、Ethereumの11兆円である。http://bitmanagement.jp/ranking/
金鉱採掘は土木技術?今はGPUやASIC
このマイニングの作業は、暗号解読に似た膨大な計算作業であり、その作業に対し、報酬としてビットコインが付与される。
最先端のTSMC7nm
マイニングには、GPUのほか、マイニング専用に設計されたASIC(Bitmain社など中国の大手は専用ASICを開発)。日本のGMOでは、共同開発した専用ASICを採用、TSMCの7nmの最先端プロセス技術を取り入れたようだ。