ロームの3Q決算(テレコン2月2日)とフォロー

 

22日のロームの3Q決算テレコンに参加、また、IRフォローで内容を確認した。今期の売上4000億円超は、見えてきており、60周年の2018年度に向け、どこまで過去最高益に近づけるか、注目される。

 

業績見通し

 

 業績は3Q累計で売上3036億円、OP456億円、NP343億円。3Qは売上1032億円、OP158億円、NP112億円、上期に続き、クルマ、産機が好調、民生やゲームも好調だった。上期決算時点に比べ、売上40億円、OP20億円、上ブレ。スマホ依存度が小さくなった点が大きい。

 

 4Q見通しは、クルマなど強いが1月、2月はやや季節性もあり、慎重のようだが、実態は強いようだ。年間売上4000億円、OP550億円に近いだろう。

 

フル稼働

 

 稼働率は、前工程では、概ね90%以上、ロームの伝統的管理水準からは異常なレベルだろう。

 

創業60周年

 

 2018年度は9月に創業60周年、当然、増収増益を狙うだろう売上は4093億円の過去最高を更新しようが、OPのピーク1377億円はなお遠いが、一定の成果といえよう。