イノベーションの分類

 

理科大大学院MOTで、イノベーションに関連する講義を受け持っており、その中で、イノベーションの分類について紹介したい。そのタイプには、科学技術プッシュ、これに対し、デマンドプル、さらに、カップリングインタラクティブ、また、その程度で、漸新的、ほどほど、非連続、等がある。また、イノベーションのタイプというよりは、イノベーション戦略、あるいは戦略的に作られたイノベーションと呼ぶべきかもしれないが、ここ数年流行のオープンイノベーションとクローズドイノベーション、リナックスやWWWに見られたユーザーイノベーション、内視鏡の開発などリードユーザーイノベーション、マイクロファイナンスなど社会イノベーション、流行のデザインドリブンイノベーションなどがある。

 

シュンペーターの定義

 

イノベーションは、シュンペーターによって、初めて定義された。「

 

文科省の定義

 

文科省では、第3期科学技術基本計画において、イノベーションを「科学的発見や技術的発明を洞察力と融合し発展させ、新たな社会的価値や経済的価値を生み出す革新」定義付けている。

 

MITスローンの12次元のイノベーション分類

 MITスローンでは、ビジネスイノベーションを12次元に分類している。