富士通ゼネラルの決算説明会が4月25日13時〜14時過ぎまで開催され、参加した。プレゼンは、庭山CFOに続き、斎藤社長。近年、業績好調もあり、参加者が多く、今回も満員だった。
業績と中計は下ブレ
2017年度業績は下ブレ、売上2623億円、OP202億円、NP129億円。空調が、ルームエアコンがピークアウト、ビル用マルチ(VRF)は好調、情報通信は消防が一巡、デバイスでは、カメラ等が好調。
2018年度は、売上2850億円、OP170億円、NP120億円と減益。業績は2015年度をピークに減少が続く。空調では、冷媒その他、アルミや銅など材料や部品のコストアップも30億円あり、コストダウンでカバーできず。
中計でも、2020年度の4000→3500億円、OP400→350億円、2022年度が売上4000億円、OP400億円と、2年後ろにずれた。M&A先の立上げ遅れもある。
中期戦略と経営重心
空調中心に、インドなど海外強化、北米は提携、M&Aも積極化、R&Dも強化、川崎に新棟建築。2022年から、消防関連の更新需要が始まり、かつてのピークの半分だが、期待はしているようで、消防での強みを生かし準備。経営重心視点では、広がり過ぎだろう。