5月11日15時半からの説明会に参加、質問もした。プレゼンは、棚橋CFOの後、中期戦略を澄田会長、質疑は小野社長が中心。なお、澄田氏は、今回、代表取締役から外れる。会長職はそのまま。これまで、TDKの社外役員として取締役議長だったが、今回から社内サイドとなり、代表権のない会長に就任のため。イノテックを長年リード、改革を推進した、いわば、中興の祖ゆえ、多少の影響はあろう。参加者は多かったが、質問は少なかった。
グループ全てで黒字
業績は2017年度の売上287億円、OP12億円、NP7億円、当初、減収減益見通しだったが、減収増益、2月に上方修正したが、それも上回った。コアだったケイデンス事業がピークアウトする影響で、単体が赤字の可能性だったが、何とか黒字化。レグラス、アイティアクセスも、黒字回復、グループ全体で、赤字会社が無くなった。
テスターとプローバが伸びる
2018年度は売上300億円、OP19億円、NP12.5億円。設計開発ソリューションは堅調、プロダクトソリューションでは、半導体活況で、テスターが大幅増だ。
中期方向性