去る5月14日19時より開催のCKD決算説明会に参加し、質問もした。業績好調や、半導体市況確認の関心、前日13日の夕刻のTV登場(TV東京にて、知られざるガリバー)、また、同社のIR姿勢も評価され、ファンも広がっているようで、会場は満員、質問も多数。以前に比べ、2-3倍になっている。出席者は、常連の梶本社長、国保氏、舟橋氏に加え、事業責任者も参画、質疑対応。今回は、発表された10年VISIONや、半導体やFPD市況関係に対するものが多かった。業績以外では、トピックスとして、ドイツiFデザイン賞2018受賞、コーポレートガバナンスコード対応での指名・報酬委員会設置、ストックオプション、TVでも話題に取り上げられた社内託児所解説、が紹介されたが、質問は無かった。
業績は最高益更新続く
業績は、2017年度の売上1157億円、OP125億円、NP91億円と最高益更新が続く。ROEも12%へ。特に旺盛な半導体業界の設備投資などを受け、機器が絶好調。自動機は減収減益。M&Aの日機電装のPMIも順調、売上2.7倍(従来の単独では1.4倍)。
2018年度は、売上1220億円、OP140億円、NP98億円、旺盛な需要に対応するため、東北や中国に工場建設、CAPEXは前年の94億円から130億円へ。自動機は受注減だが、原価低減など採算改善を目指す。機器は、空圧、流体の両方が伸びる。
10年VISION〜世界のFAトータルサプライヤーとして2025年度売上1750億円、OP240億円へ
今回、市場環境変化を織り込み、10年VISIONが改定され、2025年度の売上1500→1750億円へ上方修正、OP240億円とされた。
設備投資と人財投資
経営重心分析