第26回有機EL討論会が、6月21、22日に、日本科学未来館で開催され、21日の午後の、サムスン、JOLEDの講演、22日午前の特許庁による有機EL装置の出願動向調査の講演に参加した。
全体的には、TADFなど材料系、劣化機構、膜などの評価解析が中心。発表は、九大6、北陸先端大3、大阪府大2、千葉大2、山形大2、以下、京大、愛知工大、NHK、信越化学、ミヨシ油脂など。
表彰されたのは、サムスンディスプレイ(産業化と普及貢献など)、JOLED(印刷方式の製品化)、北陸先端大(高信頼化)はバランスが取れており妥当だろう。個人的に関心があったのが、信越の透明かつデシカント機能を持つシリコーン封止材料開発、電気ショートも低減成功。
サムスンディスプレイ(OLED材料部門VP Kwan Hee Lee氏)