日立ハイテク1Q決算テレコン〜NAND投資延伸か

 

2417時よりテレコン、通常通り、宇野CFOによるプレゼン、質疑は多数、SPE動向に関するものが多かった。

 

決算動向

 

 1Q決算は、売上1730億円、OP163億円、EBIT160億円、SPEは韓国メーカーのNAND延伸で下ブレ、科学医用は上ブレ、アジアが好調。1Hは、売上3700億円、OP/EBIT310億円は不変。セグメント別GPは、科学医用35%SPE52%、産業18%、材料7%。通期見通しも不変。セグメント別も、NANDMPU10nmの延伸はあるが、DRAMは強い等、カバー。

 

SPE市況見通し

 

 SPE市況は、もともと、2018年度は、横這い予想だったが、2019年に見ていた調整が早まるとコメント。工場稼働率もやや低下、ただ、リニアガイドなど機械部品は不足、手当は問題ない。

 

 1Qから2Qにかけ、アプリ別では、変化が大きい

 

 既に、以前から指摘している通り、先行性があるFPDは既に下落、その次にくるNANDDRAMも下落。スマホ不振は当然だが、データセンターも、①利上げや米中摩擦等マクロ景気不安、②価格高止まりによる価格弾性効果がない、等のリスクも大きい。