1Q決算説明会が7月27日、本社で開催、西山CFOがプレゼン、質疑は財務やIRも対応。日立の説明会は、IRデーや中計、R&Dなどは出席していたが、決算そのものは久しぶりだ。
改めて、決算内容が、殆どのセグメントで、事業譲渡、買収などが絡んでおり、ハードからクラウド関連が多い。また、日立のようなグローバル大企業になると、だんだん、ファンド的になってくることを感じた。質疑内容も、かつてのようなセグメント別の詳細数字の確認は減ってきた。その中で、質疑が集中したのは、以下の3点であった。日立は、長サイクル小ボリュームの経営重心にシフト、業績は改善したが、長期の不確実性は高まる。なおポートフォリオ改革は続く。
UK原子力ホライゾン
IRデー前後に開示された発表移行の進捗状況や、民間企業としての、出資範囲(オフバランス化)、リターン、その前提としての買取り価格条件(市価の1.5倍?)、はどうか、また、報道にあった総建設コストが3兆円?、EXITコスト2700億円?、その中身等の確認。
三菱重工との関係や南アフリカのプロジェクト
南アフリカのプロジェクトの7700億円請求や、仲裁動向に関しては、ノーコメント。
クルマの遅れ
今回、クルマ関係は全体的にも弱そうだが、日立も、1Q下ブレ。