三菱電機の1Q決算(7月30日)

 

73016時開催の決算説明会参加。プレゼンは皮籠石CFO、ここのところ、FA系やSPE系の景況感変化もあり、注目度高く、参加者多数。質疑も景況感中心。なお、主要セグメント連結受注が新開示。

 

 1Q業績は、売上1.05兆円は増収ながら、OP615億円以下は減益。素材アップ年間150億円(エアコンが60%)前提の中、1Q50億円は想定線、足元の銅価格下落はあるが、予約済もある。クルマ系の先行開発はやや多め、エアコン海外工場(トルコ、タイ)の立上げも影響か。年間計画の売上4.5兆円、OP3150億円は不変。

 

主要セグメント別受注/売上は、重電が受注2759億円(7%)/売上2673億円(横這い)、産メカが受注3566億円(1%)/3609億円(3%)、情報通信が受注715億円(4%)/売上797億円(11%)、電子デバイスが受注501億円(横這い)/売上514億円(7%)B/Bレシオは重電のみプラス。

なお、日経報道で、イージス艦向け日米で次世代レーダー開発検討のようだが、素子を従来のガリヒ素から窒化ガリウムを使う技術(三菱電機)に注目という。