7月31日に決算テレコンがあり、質疑も含め再生を聴き、コメントしたい。説明は武内CFO、伊勢山執行役員出席、IR須谷が数字のコメント。
決算1Qは特殊要因が多い
業績1Qは売上1921億円、OP265億円、NP171億円、実態は想定線ながら、為替差益23億円(その他)や蘇州工場の譲渡益16億円(オプト)でやや上ブレか。上期の売上4050億円、OP600億円、通期の売上8600億円、OP1350億円は不変。
用途別動向
オプトの中の情報機能材の足元の動向は、2Qに向けては、TV向け偏光板はQ/Q横這い、TV以外の偏光板は回復、ITOは倍増へ。ただ、前年2Qを大きく超えるレベルではなく、巡航速度だと強調。LCD向けが急増。カメラノッチや異形加工が難しい。話題のフォーダブル等は、まだ本格化には遠く、今期の業績計上はないようだ。また、タッチパネルに関しては、今後は形状変化もあり、インセルには戻らず、オンセルが主流になるようだ。