7月31日10時半から開催の決算説明会に参加、質問もした。橋本氏の会長就任、濱田氏の社長就任に伴ってか、今回は、業績に関しては、窪田CFO、5G等に関連して、濱田氏がプレゼン。橋本会長も出席。久しぶりに好決算で、いよいよ5G離陸、質疑も多い。
好決算
決算1Qは、受注226億円、売上210億円、OP16億円、NP17億円、米現地法人の未払い法人税の引当見直し5億円減額あり、NP高め。包括利益も為替益や株高でプラス4億円。
T&Mが牽引、q/qでもy/yでも増益。T&Mは、米向けに、チップセットメーカーの5G開発用途が離陸、A-LTEも好調で、T&Mの1Q内訳は、モバイル45→56%、米は23→33%へ。
通期は不変だが、期待できそう。売上920億円、OP66億円、NP50億円。
5G初期需要離陸
濱田社長によるプレゼンでは、いよいよ5G向け初期需要離陸が確認、期待できそう。2017年12月から2018年6月にかけ、3GPPで、Rel15の標準化が決まり、チップテスト向け開発が本格化。2018年下期から2019年にかけ、チップセットを使った端末開発が始まる。
5G向けMTA8000A・OTAチャンバー付きを上市
今回、アンリツは、5G向けチップセット・端末の開発テスタ「MT8000A」出荷を開始、既に1Qに売上を計上、評判も上々のようだ。