10月31日17時より、決算説明会に参加。常石会長、河合社長、笹川経理部長など。笹川氏より、業績説明、河合社長より経営環境と予想。質問は、業績下方修正の背景、半導体市況、米中摩擦など。
通期業績下方修正
上期は売上6900→6910億円、OP1730→1754億円、NP1280→1352億円と上ブレながら、通期は、韓国メモリ系の投資延期で、売上1.4→1.28兆円、OP3600→3090億円、NP2700→2370億円と下方修正。
河合社長による市況の見方
市況については、河合社長としては、3ヶ月前に比べ、メモリは順延で、装置市場は伸び5ポイント伸び率が悪化、DRAMが50〜55%増だが、10ポイント悪化、主因はCPU不足と指摘、スポット価格は下落だが大口は高止まりと発言。
NANDは見方不変、昨年70%伸びが今年は5%増、9Xが半分を占め、価格弾性効果で、データーセンター向けは伸びるとコメント。ロジック・ファウンドリの悪化は技術要因とした。確かに需給バランスが崩れることは認めたが、3ヶ月か6か月のずれであり、2019年下期には装置回復とした。
米中摩擦、特に、SPE輸出規制については、測定装置では、影響があり、中国の工場は見直しだろう、とコメント。
OLED4.5G販売開始
他のアナリストは誰も、関心が無かったが、FPD関連の事業進捗について資料があり、OLED4.5Gインクジェットが販売開始