ジャパンディスプレイの苦境が続いている。2Q決算後、12月9日には、液晶パネルを採用した量産モデル「iPhone XR」の販売不振に伴う3割減産報道や、米中摩擦、株主であるINCJやJICの混乱など、ネガティブなニュースが多い。
株価は、2Q決算説明会後も、業績不透明感に加え、中計の発表が無かったことや、上記のネガティブニュースもあり、下げか止まらず、一時は50円までいったが、その後、12月14日には、中国資本参加報道もあり、反発、2018年の大納会終値は72円だった。また、19日には、エフィッシモが7.9%を取得。INCJ25%に続く2位の大株主となった。
イノベーション戦略発表会
会社側は、12月4日、イノベーション戦略発表会「JDI Future Trip - Creating Beyond -」を開催、新製品の発表や展示をした。
減産
前工程工場でXR向け生産数量は、フル稼働の11月までに比べ3割前後減、工場稼働を徐々に落とし、年末年始は量産を10日前後止める模様。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38719590Y8A201C1EA5000/
中国資本参加は微妙