NIDECが17日引け後に2018年度業績を下方修正。会見報道によると、永守会長は、「尋常ではない変化で、46年経営を行ってきたが、月単位で受注がこんなに落ち込んだのは初、大規模な在庫調整で、11月以降、受注も売上が変調、12月は更に低下、リーマンショック時を想定」との発言。久しぶりに、WPRという発言もあったようだ。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40149430X10C19A1000000/
業績は、売上1.6→1.45兆円、OP1950→1450億円、NP1470→1120億円。為替は100円/$、125円/€で、110円であれば、1円で通期4億円の上ブレゆえ、50億円の「貯金」はあるが、それを上回る厳しさであり、中国などクルマ、産機が厳しい状況。
リーマンショック時を振り返る
リーマンショック当時の2008年度は、期初は売上8000億円、OP900億円だったが、3Q決算の2009年1月に売上は6300億円、OP550億円まで下方修正、下記にあるように、「11月中旬より経営環境が一変、WPRプロジェクトを発動した。最終的には、売上6135億円、OP518億円。
2012年のWPR2
実は、それ以上に、大幅、下方修正だったのは、2012年である。